労務監査
労使間のトラブルが激増しています。平成22年労働相談は110万間を突破しました。
一度、労務トラブルが発生すると、会社にとっては解決に多くの時間を費やし、金銭的にもイメージ的にも大打撃となります。
働く側の環境や意識が変化し、問題意識を持つ人が増え訴訟件数が増加しています。
労働関係の法改正や法制定が毎年のように行われ、会社の人事労務マネジメント環境が激変しました。
経営側が「法令を知らなかった」、「知っていたがこれくらいは大丈夫だろう」では済まされない労務リスクの時代です。
- 労務監査をすることで、会社の労務面に関する潜在的労務リスクや今まで気づかなかった違法な状態を発見することができるので、問題が顕在化する前に対策を講じることができます。
- 事前対策により、問題発生の未然防止が可能となります。
- 事業継承、IPO(株式公開)、M&A(企業の合併や買収)に際しては、労務監査が会社の価値を大きく左右します。
- 人事労務政策についての改善点を見つけ出し、人事労務マネジメントに反映させることにより、働き甲斐のある職場づくりができます。
- 現在の就業規則が、最新の法令、通達、判例等に対応できているのか確認したい
- 労働基準監督署が行う立ち入り調査で予想される指摘事項が知りたい
- 労使トラブル発生の可能性を抱えており、リスクを軽減しておきたい
- メンタルヘルス対策、ハラスメント対策ができているか確認したい
- 労働環境を整備し、優秀な人材を採用したい
- 良い人材の定着率向上に向けて、職場のルール作りや見直しをしたい
- 株式公開にむけ、諸規定を整備したい
- 役員、役員報酬等の実態確認
- 従業員の職種、人数、給与水準等の確認
- 出向者、休職者等の確認
- 就業規則、パートタイマー就業規則、嘱託就業? 規則、給与規定、退職金規定などの実態確認、従業員
- 職種、人数、給与水準等の確認
- 就業規則及び諸規定は、法令に合致したものになっているか、リスクが大きな内容になっていないか
- 雇用契約(雇用条件通知書)は適切に交わされているか
- 有期雇用契約書の契約更新は適切に行われているか
- 時間管理は適切に行われているか
- 過労死のリスクが発生する長時間労働はないか
- 時間外労働は36協定の範囲内で行われているか
- 残業代はカットされていないか
- 残業代の計算方法は正しいか
- 名ばかり管理職の問題はないか
- 管理職に深夜割増賃金は支払われているか
- 36協定、1年単位の変形労働時間制等に関する労使協定の策定並びに届出は適切になされているか
- 届出の必要がない労使協定(賃金控除等)は適切に結ばれているか
- セクハラ、パワハラ問題の有無
- 社内処分、早期退職者募集、退職勧奨、解雇、懲戒解雇等の実態確認
- 労災の有無、その後の改善策の実態確認
- 衛生委員会、安全委員会(対象業種の場合)の設置の有無、開催状況
- 産業医設置の有無、活動状況等
- 定期健康診断実施と結果報告
- 労働基準監督署からの是正勧告、指導票等が発せられたことがあるか
- 是正の状況はどうか
- 労働組合結成・活動の経緯
- 合同労組加入の労働者の有無
- 労働協約の内容確認
- ストライキ等の紛争の有無
- 派遣労働者の受入れ実態確認
- 業務請負の適法性の実態確認