2013年11月5日 火曜日
経営者さまの頭痛の種?!
ある社員の下に部下をつけると 数か月で部下が必ず辞めてしまう。
今回も、他の会社で同職の経験者である中途採用者を部下につけたところ、最初の数カ月はうまくいっていたのに、最近 急速に関係が悪くなってきてとうとう、プッッ~ン。
出社しなくなり、そのまま辞めてしまったとのこと。
このパターン、この社員の部下になった方のおきまりとなってしまっている様でした。
本人も一生懸命に人(部下)を育てようと頑張っているが どうも思うようには上手くいかず、今迄部下が長続きした例がないとのこと。
今回こそは上手くいくと思っていたのに・・・
辞めたことは仕方ないとしても、今後一体どうしたらいいんでしょ?? と言う内容の御相談でした。
その社員に リーダーとしての素質がないんだから、部下を付けないで単独、専門の仕事をさせるとか、
場合によっては、肩たたきで退職して頂くなんてことは 継続させることよりは簡単かも。
でも、小さな会社では 一人一人がとても大切なMAN POWER。
対処療法的な表面上の取組みでは、一時的には効果があっても、結局は根本的な解決にはなりません。
今回の場合も、問題抱えた社員自身が、自分で自分の行動パターンを客観的に知ることがとても重要です。
小さな組織だからこそ、オリジナルな独自の労務管理が絶対に必要。
そして実のある労務管理をするために、不可欠なものは、なによりもスピード感ある経営者の判断と実効力。
成功のカギは「いつやるの?」 「今でしょ。」・・・なのかもしれません。