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2013年11月30日 土曜日

雇用イノベーション

先日、これからの雇用形態の在り方を知るため、「多様化する正社員」についてのセミナーに行ってきました。

話は正規社員と非正規社員の違いから始まります。

違い・・・契約書などの書面上は分けているのに、実際は、なかなか線引きができていなくて

非正規社員さんが正規社員さんと同じ仕事をしているのに 給与は時間給 手当なし… ホントよくある話です。

非正規社員の大量出現は、昭和61年の年金大改正が発端。

この改正で、年金の考え方が、今迄の男性は外で働き、女性は専業主婦を前提とした世帯へ支給する年金「一世帯一年金」から、女性も外で働く共働き世帯を前提にした個人へ支給年金「一人一年金」に大きく変わりました。

続く男女雇用機会均等法や労働者派遣法の施行から25年以上たった今では、共働き家族が専業主婦家族を上回るようになりました。

非正規社員が増えているのに、その処遇や制度内容が実態についていけてません。でも、そんなことお構いなしに雇用の「多様化」は、どんどんと進んでいきます。

BUT

唯一 その「多様化」を阻む障害があるというのです。

何だろう??

それはズバリ!働く人の「自己管理能力の低さ」。

働く人たちが自ら「自己管理能力」をUPさせないと 能力不足で 複雑化した仕事をこなすことができなくなるのです。 能力のない者は仕事にありつけない。

だからこそ、これからの会社は、社員のスキルアップを図ることが必要不可欠。

社員の成長プロセスに合わせたきめ細やかな労務管理や社員教育が最重要課題になってきます。

「雇用の多様化」は、「雇用イノベーション」

数年後に生き残れる会社は、雇用イノベーションに成功した会社のみ・・・かな~?!と考えさせられるセミナーでした。


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