社労士の目
2012年6月25日 月曜日
受け入れる
先週 懇意にしていただいている花屋さんから
ジャスミンの木が届きました。
窓の近くに置いて数日間、どんどんと落葉していきます。
床は小さな葉っぱだらけ。
これでは 癒しの木が掃除ストレスの木になりかねない
葉っぱの落ちない他の植物にチェンジしたい
と花屋さんに連絡しましたら…
今ジャスミンは 新しい環境に慣れようとして、
葉を落としているのかもしれません。
もう少し様子を見てやってはもらえませんか?
それでもダメなら取り替えます。
とのお返事。
そうか~
ジャスミンも新しい環境に慣れようと頑張っている最中なんだ。
私はそんなことは考えもせず
人間側の都合だけで考えて行動をしていました。 反省です。
そう 私も、ジャスミンの気持ちを受け入れよう。
今日、花屋さんに
これからジャスミンは事務所で面倒見ることにしたと連絡。
ジャスミンの木は、事務所の一番新しい仲間となりました。
ジャスミンの木を、新入社員に例えて見ました。
どんな人でも 最初は新しい環境に馴染もうと頑張っているはず。
まずは、受け入れる会社がその気持ちをしっかりと
受け止めることが肝要です。
特に 初日の会社側の対応で、新しく入社した人の会社に
対する印象は 決まります。
折角のご縁です。
受け入れ側が意識的に
ウエルカム!ようこそ我が社へ!の気持ちを
言葉にし、行動で示してみてはいかがでしょう。
自分は 受け入れられている 大切にされてるという
気持ちが芽生えたら、「頑張る人」に化ける可能性大。
離職率も下がるでしょう。
こんな当たり前のこと
あらためて ジャスミンの頑張りから気づかされました。
ありがとう。
2012年6月21日 木曜日
応援したくなるお店
顧問先様が但馬牛のお店をオープンされたので
お祝いを兼ねて スタッフとランチを戴きに。
お店のお客様は、大半が体格よろしい若き男性陣と言うことで
ご飯は まずメガ盛りから ギガ盛りまで 取り揃えてありました。
そのご飯の美味しいこと。 やはり契約農家からの田んぼ買い。
お肉もなかなか手に入らない但馬牛。
本物をみんなに食べて欲しい一心の店主の想いに
惚れ込んだお肉問屋さんから
特別に仕入れを許されたと聞きました。
その上
お店をやると決めたら
オーナーとそのご家族のいままで築きあげた人脈の中から、
次々に
沢山の協力者が現れ、あっという間にオープンすることができたとのことでした。
ランチも勿論美味しかったのですが、このお話が本日の
スペシャルメニューでした。
心も満腹になったランチをありがとうございました。
2012年6月3日 日曜日
人気のたいやき屋さん
絵に満足した後、銀座から新橋まで散歩がてら歩いていると
美味しそうな「たい焼きや」さんを発見。 小さなお店だけど何だか
魅かれて、まずは、お抹茶入りカスタードクリーム一匹購入しました。
熱いうちにとその場で戴くと 中身味の何と美味しいこと
絶品です!!
「美味しい~」を連発していたら、お店のオーナーとおぼしき女性が
「うちは、カスタードに京都のほんまもんのお抹茶を職人が
機械ではなく手作業で練りこんでます。
練込みには大変な力がいるので、うちの職人の右腕は太いんです。」
とお話下さいました。
「なるほど、だから美味しいんですね。
丁寧なお仕事が味に出てますよ。」
とお応えすると
即座に「ありがとうございます。
お客様のおっしゃったことをすぐ職人に伝えます。喜びます。」
とのお返事でした。
なぜ美味しい、なぜ売れるかがよく分かりました。
たった一匹のたい焼き、単価安くとも、店の働く人たちがみんなで
美味しいたい焼きを
お客様に提供できるよう、全身で気持ちを込めて集中して作っている。
オーナーは作業しないけど働く人と想いは同じ。
社員が行動が経営理念そのもの。
それが味や店の雰囲気にストレートに表れているから美味しくて売れて当然と納得。
たい焼きを愛するお店の方々の気持ちが商品に込められていて、サービスを受け取る側も気持ちがいい。
自社の商品やサービスを大切にする社員が沢山いるお店や会社が増えると
売れ方も違ってきて、きっと世の中が変わるだろうな。
新橋のたい焼きやさんの職人魂は社労士の目線に大いに参考になりました。
いいお話と美味しいたい焼きをありがとう。
5分程度の会話ですっかりお店のファンです。 また 行きますね。