2013年9月14日 土曜日
「若冲が来てくれました」に行きました
3連休の中日、福島県立美術館へ伊藤若冲の絵を見に行って参りました。
プライス氏の若冲コレクションの中で 今回どうしても見たい衝動にかられた絵が一枚ありました。
若冲が85歳のときに書き上げた「波打つ岩のワシ」の絵です。
高齢で書いたとは思えないほど 、絵から感じられる何か力強いエネルギーに魅かれてしまいました。
十数年ぶり、覚悟の夜行バスで いざ福島市へ。
朝方到着し、タクシーで美術館へ急ぐと、すでに 長蛇の列。この日は5578人の来場であったとのこと。
福島県立美術館始まって以来のことだそうです。
それだけ多くの人を惹きつけた伊藤若冲さんの展示会は、今後予定されていないとのことでしたので
今回来れただけでラッキーです。
800円の入場料に五万円近くの旅費交通費。他の人にとっては、費用対効果考えるとほとんどアホです。
でも、私にとっては大満足の価値あるフクシマになりました。
伊藤若冲さんの絵は、それだけ人を動かす「何か」があるのですね。
何故だろう? 益々興味が湧いてきます。