2012年10月29日 月曜日
「卵焼き」と「人を育てる」共通点
ほぼ毎日、お弁当のおかず用に卵焼きを作ります。
サイコーの卵焼きをつくることを目標に今朝も挑戦!!
形は綺麗で 焼き具合も最適にするためには
フライパンの温度調整 油の量
サラダ油とごま油の比率、冷蔵庫から取り出した卵を割るまでの時間配分
卵の混ぜ方、調味料の混ぜ具合
そして、フライパンに卵を流し込むタイミング
すべての動作に気を配り いざ最高~の卵焼きを作るべく気合いが入ります。
毎朝 この数分間に集中チャレンジ!!しているのですが…
結果、今まででこれだ!!と満足できた卵焼きははほとんど無~い。
いつもながら 明日への課題が残ります。
卵焼きはシンプルだからこそ、その結果がストレートに現れるから手抜きができません。
作りながらの数分間 いつも「卵焼き」から連想するのが「人」を育てるというテーマ。
卵と悪戦苦闘していると どうも 卵焼き作りが人作りに思えてしまうのです。
「卵焼き」と「人を育てること」には共通点がいっぱいあります。
一番いい結果を期待して、あれやこれやと事前準備もちゃんとやって 一生懸命取り組むけど、卵と相手は思うようにならないのです。
ああして、こうしてと毎日のことなのに 毎日の結果がバラバラです。
確かに日々の取り組みだから、ちょっとずつは進歩はしているんだろうけど。
目に見えての結果がなかなか見えにくい。
その上、どこまでが満足のいくラインなのかを線引きすることもこれまた難しい。
卵の焼く技術も人の能力も やり続ければ 伸び続けるものだから、
「ここまででOK」 の加減が難しい。
そうとはわかっていながらも 早く早く 更に更に と 欲がでて、ついつい上を求めてしまう。
期待と喪失感 そして思い直しの再挑戦 の毎朝毎日
これで いいのだろうか。
もしかして、思うように事が進まない理由は簡単。
無心さがないから?!
単にそれだけのような気もする。
あらゆることがそうであるように
結果を期待せず、地道に毎日継続することが王道なのかもしれません。
そんなことを考えながら 今日も卵焼きを作っています。 邪念よ さらばですね。