伊丹市の社労士、寺山経営労務管理事務所

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社労士の目

2012年10月15日 月曜日

ノマドワーカー

情報と知識の仕入れに行ってきました。

旬の情報が我々の商品ですから、仕入のためには どこにでも出かけインプットしています。

インプットした情報と今持っている知恵・知識と経験をミックスして、お客様に役立つ情報としてアウトプットしてこそ社労士の存在価値があり、また喜ばれるというもの。

今日のテーマ「みなし労働時間について」でした。

講師は労働時間についてはマニアック過ぎるほどに詳しい方。「労働時間」は掘り下げていくと実に面白い。

その上、実務的にためになる話が沢山ありました。

マニアック先生曰く、今は、みなし労働時間と言えば、営業職に適用されている「事業場外みなし労働時間制」ですが、近い将来「みなし労働時間制のある裁量労働制」が主流になるかも・・・
とのご見解をお持ちでした。

会場で初めて耳にした 今流行りつつある「ノマドワーカー」の話。

「ノマド」は遊牧民の意味とのこと。ノマドワーカーを直訳すると「遊牧民労働者」

自分の机を持たず、会社へ行くと自由にすわれる椅子とテーブルがある。

どこに座って仕事をしようが本人まかせ。

まるで社内を遊牧しながら仕事をしている人なので「ノマドワーカー」らしい。

そういえば、最近、おしゃれなカフェでPC仕事をしている人を見かけることが多くなりました。

このような方々も含め 総称して「ノマドワーカー」と呼ぶそうなのです。

今までの働き方は 正社員か 非正規社員か あるいはIC(個人請負人か)くらいの違いでした。

ところが、世の中の働き方が急速に変わってきて…そんな区分レベルではなくなってきているのが現実。

ノマド型が増えていくから…事業場外みなし労働時間制が中心ではなく、これからはみなし労働時間制の裁量労働制に次第にシフトしていく!! ということなんだそう~
妙に納得です。

これからの働き方はますます多様化かつ複雑化していくでしょう。

時代の流れに合わせて 法律も容赦なくどんどんと改正になってきます。

時代が要請している以上、変化を受け入れ事前に対策を練るしかありません。

社労士の知識と知恵が益々必要とされる時代となってきた感あります。

私も「ノマド社労士」と名乗ろうかな。

遊牧民みたいに どこでも積極的に出かけ 仕入していきたいと思っております。 ハイ

仕入れから事務所に帰宅すると、事務所スタッフ H美さんの手作りブラウニィがありました。

疲れも一瞬で吹き飛びます。 しかも オ~イシイ

いつも細やかな心遣いに感謝です。

2012年10月9日 火曜日

埋まるか?! 社会保険料の落とし穴

随分前から 出産・育児に関しての制度はあるものの
実際に 出産や育児休業制度を権利として当然に利用しているのは、昔も今も 大企業か、女性多い職場や会社に 限定されるのかな
と社労士である私でも思っていました。

ところが、嬉しい事に 今回 顧問先の女性社員3人が 権利だから取ります~! と 産前産後休業と育児休業に入っています。
フロンティア精神に拍手  勇気を持って 会社の「前例」をつくっているところ。

さて、ここから本題

育児休業期間中は申請をすれば 保険料が会社も本人も免除ですが
産前産後の休業期間中は免除制度が無いのです。
双方とも子供のための休業には変わりないのに・・・

今回 1人目の育児休業期間中の方が、育児休業期間終了3か月後あたりから 2人目の産前休業が始まります。保育園に入園できないので 2か月延長の申し出あったのですが、いろいろと調べていくうちに
初めてこの2つの制度の格差 「保険料の落とし穴」 を実感しました。

この方 「保険料の落とし穴」にすっぽりと入ってしまいそう。 「残念」に思っていたところ、

なんとなんと

産前産後の休業中も 社会保険料が免除になる 改正が決定された との情報を入手。

ただ、施行日がまだ決まっていない。 今回の女性社員には間に合わないかもしれないけど…

育児休業を取得する方々が身近にいると、
若いパワーが原動力となって、少しずつ 子供を産み育てながら仕事もできる働きやすい社会ができつつあるとと感じます。
一人ひとりの権利行使が 社会を変えつつある。

男性も女性もどんどん育児参加して欲しい。

育児の経験が、仕事はもちろんのこと、自身が上司になったとき部下や職場の管理に大いに役立つこと間違いなし。

2012年10月3日 水曜日

でました。経営改善の結果はいかに

会社の経営改善のご提案をさせて頂いている会社様の決算です。
前期は会社始って以来の若干の赤字。 「何とかせねば!!」の 経営者の熱い気持ちが 私を引き寄せたのか立直しのため いろんなご提案をさせて頂きました。

「人が財産 人が利益を産み出す」私の信条からのご提案に 経営者様は素直にお応えくださった。
今期は、なんとなんと 予想以上の黒字となりました。 うれしい結果です。

やったね。 やっぱり みんな本気出して やればできる。

私のお手伝いは、みんなの気持ちに火をつけたまでのこと。

社員の導火線が くすぶっている間は 経営者がいくら売上を上げるように言っても 火はつかず 人は動かない。 会社や経営者の問題は他人ごとになっているから。

さてさて、どうやって みんなの気持ちに火をつけようか。なのです。

人は無理やり 動かせない。 自ら動くことで周りが動く。

この会社は、まず、経営者が動きだしました。前向きな行動の輪が 社員の皆さんに連鎖し、気持ちが繋がっていきました。

その結果が今期の数字にでたのでしょう。

利益は社員一人一人が産み出すもの。

果実は みんなで分けよう。

会社と社員だけではなく お客様も、お取引様も、仕入先様も、出入りの運送会社様でも、会社を取り巻くステークホルダーの皆さんが幸せになるためには どう行動すればいいか 大きく考えて動いたら 自然においしい果実がみんなの手に入ります。

単純だけど、単純だからこそ 実行するにはレベルが高くて 難しい原理 です。

それにしても ほんとによかった。
予想以上に速く 良い結果がでて、ほっとした。

さて、次の段階は こらから、この状態を継続しさらにアップするにはどうしたらいいのか
ハードルはどんどんと高くなりますね。

人に関わるお仕事 やりがいあります。

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