伊丹市の社労士、寺山経営労務管理事務所

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社労士の目

2013年11月9日 土曜日

「育」と「共」

リーダー職に就いた途端、リーダーになれないと悩んで、空回りしている社員が多くいます。

そして、リーダーだけではなく そんなリーダーの下にいる部下も 悩んでいるケースがほとんどです。

更に、その状態を見ている経営者も頭を悩ませています。

たまたま偶然

リーダー育成について考えている時に為になる話を聞く機会がありました。

私が習っている薙刀の先生、体育の日のイベントで、指導者としての長年の功労を讃えられ「賞」を受賞されました。長年 薙刀指導に携わり、世界に薙刀選手を送り込み、最近では日本一の中学生を育てた方でもあります。

(受賞者は他一名、大活躍の楽天 田中マー君の小学校時代の野球クラブの監督さんでした。)

その薙刀先生が、先週の稽古始めの挨拶で「育てる側と育てられる側」についてのお話をされました。

おっしゃるには、

「指導する側、育てる側」が一生懸命でも「指導を受ける側 育てられる側」が その気でなければ上手くいかない。

お互いの気持ちが一致して初めて 人を育てられ、人は育つのである。

結局、「人を育てること」と「人が育つこと」は

「お互い」の気持ちが一つにならなければうまくいかないのです。

一方的な片思いでは、一生懸命な分 どちらかが空回りして疲れるだけ。

両想いの状態がベスト 愛~

一方的な教育ではなく、「共に育つ」ことを意識していけば、自然と人は育ち、人を育てられる。

これからのOJTは 「共育」です・・・ね

2013年11月5日 火曜日

経営者さまの頭痛の種?!

ある社員の下に部下をつけると 数か月で部下が必ず辞めてしまう。

今回も、他の会社で同職の経験者である中途採用者を部下につけたところ、最初の数カ月はうまくいっていたのに、最近 急速に関係が悪くなってきてとうとう、プッッ~ン。

出社しなくなり、そのまま辞めてしまったとのこと。

このパターン、この社員の部下になった方のおきまりとなってしまっている様でした。

本人も一生懸命に人(部下)を育てようと頑張っているが どうも思うようには上手くいかず、今迄部下が長続きした例がないとのこと。

今回こそは上手くいくと思っていたのに・・・

辞めたことは仕方ないとしても、今後一体どうしたらいいんでしょ?? と言う内容の御相談でした。

その社員に リーダーとしての素質がないんだから、部下を付けないで単独、専門の仕事をさせるとか、

場合によっては、肩たたきで退職して頂くなんてことは 継続させることよりは簡単かも。

でも、小さな会社では 一人一人がとても大切なMAN POWER。

対処療法的な表面上の取組みでは、一時的には効果があっても、結局は根本的な解決にはなりません。

今回の場合も、問題抱えた社員自身が、自分で自分の行動パターンを客観的に知ることがとても重要です。

小さな組織だからこそ、オリジナルな独自の労務管理が絶対に必要。

そして実のある労務管理をするために、不可欠なものは、なによりもスピード感ある経営者の判断と実効力。

成功のカギは「いつやるの?」 「今でしょ。」・・・なのかもしれません。

2013年10月12日 土曜日

HIROSHIMA パート2

偶然、隣に座ったおばあちゃんが、カウンターの中で焼いているおばちゃんと知り合いの様。

聴こえてきた会話が(実際は広島弁)でなかなか味がある。(ただし、再生不可能)

お客おばちゃん 「最近、ドクターストップかかってお寺詣りできてないわ」

お店おばちゃん 「お寺詣りといえば○○さん どうしてる?」

お客おばちゃん 「あぁ あの人 人間辞めたし~」

(人間辞めるって死んだってこと?? NAKANAKA NICE

お店おばちゃん「そうか~ わたしもこの仕事辞めたら、絶対お寺詣りするで」

カウンターの中で一生懸命黙々とお好み焼を焼いているおばちゃんの心の中にはメラメラと将来のなりたい自分がいたのでした。

失礼ながら、65から70歳くらいのおばちゃんです。

そのおばちゃんは 確かに店の中心にいて、テキパキと仕事をこなされていました。

次の目標があるから なんとか頑張れる! お2人の何気ない会話から 感じました。

ごちそうさまでした。

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